災害時要援護者とは、災害時に自分の身を守るための適切な防災行動がとりにくく、何んらさかの手助ようけしが必要な人のことです。 (高齢者・障害者・外国人・妊産婦・乳幼児など)
日頃から要援護者との交流を
災害時に要援護者を支援するためには、要援護者がどのようなことで困るのかを理解することが大切です。
近所に要援護者がいる場合は、日頃からコミュニケーションをとり、どんな援助が必要なのか、聞いておきましょう。
また、災害時には助けが必要だと自分で思う人は、あらかじめ地区の自主防災組織こ申し出て、災害時の対応について話し合ってみてください。
支援するときは
援助の押しつけにならないよう、相手を尊重し、接することを心かけます。
話しかけたり、相手の問いかけに目を傾けたりしましょう。
援助に最も必要な信頼関係は、継続することから生まれます。
支援を受ける人の行動や領域を尊重し、保護することも重要な援助です。
援助する中で知り得た秘密は必ず守りましょう。
無理な援助は信頼と希望を失わせる結果を招きます。
援助する人の判断で薬を飲ませたりせず、応急手当以外の医療行為は専門家の判断を仰ぎましょう。